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魚種別専用ロッドの特徴について
- 2020/07/29
- 22:29
シーバスロッド、バスロッド、ショアジギングロッド等々
現在釣り具業界では実に様々な種類の
魚種専用ロッドが存在する
シーバス釣りから始めた私は
ほかの魚種専用ロッドはどのようなものか
とても気になり、ネットでそれなりに調べて
実に様々なロッドをシーバス釣りに転用してきた
まだ見ぬ私の求めるベストシーバスロッドを求めて
様々な種類のロッドを試した結果
結論から言ってしまうと
普通に一番使いやすかったのは
シーバスロッドなんだけどw
私が調べた限りでは魚種専用ロッドごとの特徴を
シーバス釣りにフォーカスして解説している資料は見つからなかった
まぁそもそもそんな必要ないからだろうけどねw
ただ私と同じようなことを思い
多くの諭吉を無駄にドナドナしてしまう
愛すべき愚かな釣り人も一定数いるか と思うので
犠牲者を少しでも減らすため私が得た知見をここに記しておこう
私が今まで購入し使ってきたロッドのみの批評でありかつ
ロッドの批評というすごく感覚的な微妙なものであることを念頭に読んでいただきたい
目次
・シーバスロッド
・トラウトロッド
・ロックフィッシュロッド
・ナマズロッド
・怪魚ロッド
・バスロッド
・ショアジギングロッド
・判別不能ロッド
・シーバスロッド
当然ながらシーバス釣りに一番適したロッド
私はそれに気が付くために多くのお金を使ったが、その代わり謎に様々な魚種専用ロッドに触れることができた
基本的にはレギュラーテーパーのロッドが多い、分かりやすく言うとよく曲がる、曲がりやすいロッドが多いが
シーバスはおろか青物にも一矢報いるほどのバットパワーを大体持ち合わせている
80の鯉や座布団エイもバットまでぶち曲げれば十分にファイト可能、しかしレギュラーテーパーのおかげでそこまでアングラーの
負担は無い
基本的にそれなりの長さのロッドが多く8FTから11FTで作られている
ほとんどのおかっぱりの釣りに対応できる万能差を持ち合わせている
強いて弱点を上げるとすれば、8FT未満がほとんど無い(ボート用を除く)
あと以外に思われるかもしれないが、ジグ操作に不向き
岸ジグはまだいいがショアジギングはできないことはないが、向いてはいない
あと忘れていたがコルクグリップが絶滅危惧種になっている
<シーバス適正=◎>
検証ロッド
・イシグロ シーバスロッド
・アピア フージンAD96X シャローフィネス
・ダイワ 14モアザン 92W
・トラウトロッド
サツキマスやサクラマス等、中型以上のトラウトを対象に作られたロッド
(渓流の上流にいるような小型のトラウト用は今回は除きます)
「トラウトロッドは満月のようにきれいに曲がる」
とよく言われるし、よくブログに書いてあったりするが
正直シーバスロッドとそんなに曲がりは変わらない(というかシーバスロッドはよく曲がる)
繊細なシーバスのバイトをはじくこともない
長さは7FT台から12FTぐらいまで意外と広くある
基本的な構造として、ミノーイングに特化したロッドとスプーンに特化したロッド2種類ある模様
私は1種類か所有していないが、おそらくミノーイング用っぽい
トゥイッチやバイブのリフトアンドフォールが非常にやりやすい
その代わりハリが少し強いのでシーバスロッドに比べるとキャストが少し疲れる(ほとんど気にならないレベルだが)
すごい特徴的な点で1つ大きなメリットが
そのラインナップのほとんどがコルクグリップであること
シーバス専用ロッドではほとんどコルクロッドは存在しないので
コルクロッド依存症の方でシーバスをやりたい人にとっては非常に大きなメリットではある
その反面コルクグリップはEVAと比べてやや値段が高くなる傾向があるので
カタログスペックのわりに少々値段が高めのことが多い
シーバスロッドと適正ルアーがほとんど一緒なのも大きなメリット
ミノーイングロッドですらここまでシーバス釣りに適応しているので
さらに柔なセッティングと思われるスプーン特化のトラウトロッドは
なんならもうコルクグリップのシーバスロッドといえるのではないかと想像してしまう
購入した暁にはレビューを追加したい
<シーバス適性=◎>ほぼシーバスロッドやね
・メリット・・・7FT台がラインナップが豊富、コルクグリップ多数
・デメリット・・・同スペックのシーバスロッドに比べてやや価格が高くなりがち
検証ロッド
シマノ トラウトワンネイティブスペシャル 83ML
・ロックフィッシュロッド 磯場なんかで去年くらいに流行っていたHRFといわれるジャンルのロッド
ファーストテーパーのロッド
結構ハリは強いが、想定しているサイズがシーバスよりはやや軽めな為か
シーバスのバイトをはじくほどではない
適応ルアーもシーバスロッドに似ている
僕がこのタイプのロッドを買ったときは
7FTフ台のベイトロッドでシーバスにちょうどいい強さでかつ
そこそこの値段のロッドがほかになかった(見つけれなかっただけだけどw)
ロックフィッシュロッドのメリットはほかのロッドと比べて
ハリが強いこと
つまりファストテーパーでギンギンなので、しっかり曲げれば
ルアーもよく飛ぶし、ファイトの時にずっと魚に負荷をかけ続けれる
その特徴はそのままデメリットとなり
疲れる
キャストもハリが強いし、ファイトもかなりロッドを魚に引っ張られる為
どうしてもかけた魚をストラクチャー等から速攻で引っ張りたいとかの需要があれば
このロッドをお勧めできるが、正直シーバスでそういうシチュエーションはそこまでないと思うので
シーバス釣りに向いているかと聞かれると正直向いていないほうのロッドだと思う
全然使えないことも無いがあえて選ぶメリットは無いといったところ
レングスは7FT~8FTに集中している
<シーバス適性=×>使えなくはないが、シーバス用途で選ぶメリットは無い
・メリット・・・シーバス用途ではあえて選ぶ必要なし、触るべからず
・デメリット・・・ハリが強い疲れる
検証ロッド
パームス ラークシューター73ML+ コスメがめちゃめちゃおしゃれだったため購入w
・ナマズロッド
基本的に長くて重たいナマズを抜き上げるコンセプトのロッド
すごく強くて硬くてバキバキのロッドが多いのかと思いきや
意外とそうでもない
グラス素材を多く使うグラスコンポジットのロッドが多く
その特性から、パワーはあるが結構曲がる
それだけ聞くとものすごくシーバスに向いてそうな気がするのだが
大きなデメリットが
カーボンロッドに比べると結構重たいこと
そのため割と短めのロッドが多い、6FT前後のロッドが多いため正直シーバス用途としてはやや不満なレングスである
そもそもシーバスを釣るだけであれば、ナマズを抜き上げるほどのパワーは必要ない
ややオーバースペック気味である
キャストに関しては意外とシーバス適性は高い
ほとんどのシーバスルアーに対応可能であるし、上記の通り
バットパワーがすごいので、エキスパートな方であれば容易にビッグベイトも投げられるであろう
実際私は投げていたが、なんの問題もなかった
無駄に重いことと、感度が悪くなければよい選択しであっただろう
<シーバス適性=×>明らかに上位互換があるため
・メリット・・・適応ルアーの幅が広い、バイトははじかないしパワーもある
・デメリット・・・重い、短いロッドがおおい
シーバス適正が無いわけじゃないが、選ぶ理由もない
検証ロッド
テイルウォーク ナマゾンS64M
このロッドに関しては実はナマズロッドというよりは
グラスコンポジットでスピニングで2ピースというかなりありえんくらい希少なスペックのロッドだったため購入した
僕が確認した中では上記の条件のロッドはたぶん他に無い、グラスロッドはシーバスにすごく適性があるように感じたが
どうしても重くなってしまうことがネック、そこさえクリアできれば非常に優れたロッドであっただろう
というかこのロッドを使ったレビューでナマズロッドのレビューをしていいかは、かなり微妙な話である(対象ロッドが普通のナマズロッドとはいいがたい為)
怪魚ロッド TULALAのアマゾンシリーズやアブのワールドモンスター
フィッシュマンの近年とても流行っているジャンルのロッド
主に海外遠征をされる方々が手にするシリーズで
基本的にロッドにすごいパワーを持たせているが
そこそこ曲がるというものが多い
上記のナマズロッドの上位互換というのはこちらのロッド
遠征先でハイパワーな魚が釣れるようにロッドにパワーを持たせている
重たいナマズをぶち抜くように作ってあるナマズロッドに比べて
そこまでのパワーは持たせていなくく
グラスではなくほとんどの場合中弾性、低弾性カーボンを使用しているため
ロッドの重量自体が軽くできている
ルアーの守備範囲もとても広く
小さいミノーからビッグベイトまで投げられるものがおおい
海外遠征で使えるように基本的に短いレングスのものが多い
海外遠征用として売り出しているモデルは長くてもせいぜい8FT
短いものだと5FTなんてのもある
すごいパワーを持たせている割に軽く作っているため
非常に高価なものが多い、そこまでの値段を出すのであれば正直シーバスロッドのハイエンドが欲しくなるし
正直シーバスを釣るのにそこまでのパワーはいらないので
オーバーパワーな上にシーバスロッドより重たいそれに少し感度が悪い
汎用的でパワフルでなんでも釣れる
そういわれるとすごい欲しくなるし、スーパーロッドみたいなんだけど
汎用的な分専門的ではない
シーバスに使おうと考えている方は今一度考えてほしい
優れたシーバスロッドを求めると
どうしても怪魚ロッドはシーバスロッドには勝てないと僕は思う
<シーバス適性=△>ロッド次第では〇と言えなくもないが。。。
・メリット・・・適応ルアーの幅が広い、バイトははじかないしパワーもある
・デメリット・・・短いロッドがおおい、感度悪い、オーバーパワー、値段が高い
検証ロッド
ツララ モレーナ53
アブガルシア ワールドモンスター654M
バスロッド
シーバスとバス、名前が似ているがロッドの特性が大きく違う
本当に様々なパターンに合わせて
多くのロッドがあるので適性については
合うやつもあるし合わないやつもある
私が使ったのはふろっぐ用のがちがちのロッドだけ
知見としては微妙だが
とにかくいえることは
基本的にほとんどのロッドで遠投が想定されていないので
グリップの配置がシーバスとしては微妙なことが多いことと
ワンピースが多いので車に積みにくい
バイトをはじきやすいのでシーバスに流用するならロングリーダーを組むか
思い切ってナイロンラインでどうぞ
子場所をランガンするために使うのはいいかもしれないが
あえて選ぶメリットは無い
サブロットとしてはありかもしれないが、メインロッドでバスロッド1本はシーバス用途としてはありえないだろう
<シーバス適性=×>局所的には丸にもなるが
検証ロッド
ダイワ ブラックレーベル ふろっぐのやつ
ショアジギングロッド パワーありすぎ
オーバーパワー
ぷぁわぁー
<シーバス適性=×>オバーパワー
検証ロッド
オリムピック ヌーボリモート1002MH
アブガルシア ソルティステージXJC-1033H80-KR
判別不能ロッド 一応魚種を特定していない、いわゆる万能ロッド
ワールドシャウラとかみたいなジャンルのロッド
大体レギュラーテーパ気味なんで
シーバス釣りに適性は高い
万能ロッドのなかから適正なパワーのロッドを探せば
非常に使いやすと思う
ただし
万能ロッドたちも往々にして
強めのロッドが多い
なので同じレングスで同じようなパワーを選んでも
シーバスロッドに比べて自重が重いことがおおい
シーバスに非常に向いているし
全然使えるのだが、
当たり前のことだがシーバスロッドと比べると
やや専門性はかける
このジャンルを使うと
やはりシーバスロッドはシーバス釣りに洗練されているな
と感じてしまった
メリット・・・7FT台何なら5FT台まである
デメリット・・・シーバスロッドよりは重い、やや高価なロッドが多い
<シーバス適性=△>適性はトラウトのが上
検証ロッド
テイルウォーク ビーキャス 90M
シマノ スコーピオン1752R-2
以上
まとめ
私が思う素晴らしいシーバスロッドは
レギュラーテーパで
ヘビー級が来てもハリが強すぎて疲れることなく
30gぐらいまでのルアーを投げられるパワーに
シーバスとファイトできる最低限のパワーもあり
そしてできるだけ軽い
で7FT~10FT
上記の条件を
それなりに持ち合わせているロッドは結構あるのだが
やはりすべてを高次元でちょうどよく持ち合わせているのは
シーバスロッドであり
ほぼ同等性能でトラウトロッド
それ以外のロッドは現時点での私の調べでは
シーバスロッド同等性能は見つけられなかった
なのでシーバス釣りをやりたい方は
やはりシーバスロッドの中から選ぶのが望ましいだろう
もしくはトラウトロッド
最近魚種専用ジャンルとかロッドが生まれすぎとかいう意見も結構あるが
専用ロッドとはやはり専用に研究されており
ジャストな性能の代替ロッドを探すと意外とないもんである
餅は餅屋ということなのだろう
まだまだほかのジャンルのロッドに興味が尽きないところではあるが
シーバス釣り以外ほとんど私はしないので
この辺で他ジャンルへの浮気はやめておこう
と見せかけて
もうエギングロッドとチニングロッドを用意してしまった
探求心とは止められないものである
さらなるレビューの追記に期待して待っていてほしい
では今日はこの辺で
ばーい

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